損する結婚 儲かる離婚

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 こんにちは。使徒です。

最近東京はくそ寒いですね。

突然ですが、最近よく本を読むようになりました。

なぜなら、ホワイト企業の会社員になってから学生時代より圧倒的に暇になったからです。小学校、中学校、高校、大学ではいずれも部活に所属していたので今より圧倒的に忙しかった。社会人になった今が人生で一番暇。

 そんな訳で最近よく本を読むようになった私ですが、読んだ本の内容ってすぐ忘れちゃうんですよね。

「読んだ本の内容を忘れないようにアウトプットの場を意図的に作りたい。」

そう考えて、今回はブログで記事にしました。

「おすすめ本紹介」と題して、今日から記事をシリーズ投稿していきます。

 この記事では印象に残った本の内容を解説し、最後にまとめとして本を3行(パソコン規格)で要約します。

損する結婚 儲かる離婚

今回紹介する本は「損する結婚 儲かる離婚」です。

著者は藤沢数希さん。

ナンパやモテについて体系的に解説した「ぼく愛」こと「ぼくは愛を証明しようと思う。」の著者として有名な人です。

この本の要点は3つ。

  • ①日本の結婚は夫婦で稼いでいない方のみが恩恵を受ける欠陥制度
  • ②日本の男女格差がもたらす少子化
  • ③従来の枠組みに囚われない新しい形の結婚を模索すべき

ということです。

この本を読めば、あなたは日本の現行の結婚制度がいかに不公平なものであるかが分かるでしょう。「そりゃ、このままの制度だとみんな結婚しなくなるし少子化は進むだろ」と思うこと間違いなしですね。

以下において各項目について解説します。

①日本の結婚は夫婦で稼いでいない方のみが恩恵を受ける欠陥制度

ここではまず離婚で動く3つの金について解説します。

離婚で動く金は

慰謝料、財産分与、婚姻費用(通称:コンピ)

の3つがあります。

慰謝料

 まずはじめに「慰謝料」です。これは一番聞き馴染みのあるフレーズではないでしょうか。「慰謝料」とは精神的苦痛に対する損害賠償金のことですね。例えば、配偶者の浮気や暴力に対して請求できるお金です。

日本では慰謝料の相場はだいたい決まっています。

たとえ相当悪質な暴力や浮気であっても100万円〜200万円くらいの規模感です。

離婚の際に動くお金としては他の2つに比較して少額。

 また、支払い責任があるのは離婚の原因を作った側(専門用語で有責者)のみです。

財産分与

つぎは財産分与。

「財産分与」とは離婚するにあたり分割される共有財産のことです。具体的には夫婦の預貯金や不動産、株式、保険などが対象になります。

そして、共有財産の対象となるのは「結婚してから形成された資産」のみです。

これが何を意味するのかは察しの良い方なら分かると思います。

「結婚前に持っていた金は関係ない」のです。

 なので結婚する「前」にあらかじめ多くの資産を形成しておくと、離婚時にその財産を配偶者に分割する義務は発生しないのです。

よって、起業家の方なんかはあえて上場後を見計らって結婚したりしているみたいです。

慰謝料に比べると、金額としてもやや大きめです。

婚姻費用(通称:コンピ)

 最後に婚姻費用です。弁護士業界では「コンピ」なんて呼ばれたりしてます。

こいつやばい。

まじでバケモノ。

離婚時に動く金としては一番高額になります。

まず「コンピ」とは夫婦の相手側の生活を自分と同じレベルで維持し、費用を負担する義務のことです。

 要約すると婚姻期間中に夫婦間でより稼いでいる方が、そうでない方に毎月一定の金額を支払う民法上の義務のこと。

「コンピ」の相場観を理解するために少し例をあげます。

例えば、夫が年収1000万円のサラリーマン、専業主婦という家庭があるとします。まあ、そこそこエリートなサラリーマンの旦那が家族を養ってるカンジです。この家庭だと夫は妻に対して月14万〜16万円程のコンピ支払い義務があります。コンピ計算式は面倒臭いので割愛。気になる方は本を読んで調べて。

この「コンピ」ですが

婚姻期間は支払われるのは当然のことながら、

離婚調停中でも支払い義務が生じるのです。

一般的に離婚調停は1年〜3年程度かかります。

 上記の例の家庭が仮に離婚した場合、夫は妻に200万円〜400万円程度のコンピを支払う義務があるわけです。

そしてさらにイかれている点がもう一つ。

この「コンピ」は有責者であろうがなかろうが、「より稼いでいる側」に支払い義務があるということです。

上記の例だと仮に離婚の原因が妻の離婚や暴力にあった場合でも、夫はコンピを妻に支払う義務があるという訳です。

なんて破綻している制度なんだろ。

そして、稼いでない側は少しでも離婚を長引かせて金をむしり取りたいので、思ってもないのに

「私は離婚したくない。やり直したい」

などとほざくのです。

「稼いでない方のみが恩恵を受ける」という理由は、この「コンピ」があるからなんですね。

②日本の男女格差がもたらす少子化

日本では近年、男女賃金格差是正の流れが顕著ですよね。

ただ、実情はどうでしょう。

現状、日本の男女平等は全く進んでおらず先進国の中でも最低水準です。当然、男女の賃金格差も改善されておらず日本では一般的に男性の方が高所得。

したがって、日本の既存の結婚制度だと「より稼いでいる側」となる男性ばかりが損をするという構図になります。

そりゃ男性にとって不利でしかない既存の結婚制度じゃ、結婚なんてしないし少子化は進むよねってこと。

まあ、至極当たり前のこと。

③従来の枠組みに囚われない新しい形の結婚を模索すべき

まあ、説明してきたように既存の日本の結婚制度は欠陥があるんですね。

 このままだと皆んな結婚しなくて子供生まれなくて、日本は老害に埋め尽くさせてぶっ壊れちゃう。やべえ。

じゃあ、どうするか。

「新しい形の結婚を模索しよう」というのがこの本の結びです。

その新しい形というのは「婚外子」です。

事実婚の夫婦から生まれた子供のことですね。

日本では婚姻関係にある夫婦の子供である「嫡出子」がほとんどですよね。

日本の「婚外子」の割合は全体の2%弱しかいない。

 なぜか日本では「愛し合って婚姻契約を結んだ両者が子を育てるべき」みたいな謎の道徳規範みたいなものが根強く残っている。その道徳規範により所得が多い傾向にある男性側が一方的に負担を強いられているのが実情です。

 しかし、男女格差是正進み両性が婚姻のリスクを平等に負担している先進国に目を向けてみるべきと著者は指摘しています

男女平等水準が先進国トップのアイルランドでは、婚外子の割合が新生児の60%をも占めるそうです。

謎の道徳規範に拘束されず、事実婚など新しい形での結婚を模索せよ。

これが本書のキーコンテクストであり、結論かなと。

婚外子をサポートするような制度や仕組みを国をあげて考えていくべきですね。

最近なんかだと人気ブロガーのはあちゅうさんとAV男優のしみけんなんかも事実婚という形をとった婚姻をしていますよね。

いや、本当にこれが理想。

まとめ

「損する結婚 儲かる離婚」のまとめです。

本書を3行でまとめたいと思います。

「男女格差是正の後進国である日本では、結婚は男性にとってリスクが大きいので、当然少子化も進む。既存の枠組みに囚われず婚外子などの新しい婚姻形態を模索&サポートしていくべき。」

これが本書のまとめになります。

いや。。。まじでこの本を読んで私は結婚できない気がしました。

読まなきゃよかった・・・。

いや、でも知れてよかったです。

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ABOUT US

はじまして。 ホワイト企業の使徒です。 2018年にホワイトな大企業に入社。 良いことばかりではないですが、  業務内容も非常に楽で悠々自適な生活を送っております。 「ホワイト企業の業務内容や給与体系」、「ホワイト企業の光と闇」といった事柄について記事にしていきます。 その他、聞きたいことや就活相談等があればお問合せページからお願いします。 可能な限り対応したいと思います。 北海道出身/現在は東京在住/筋トレが趣味