ホワイト企業の社員が考える!業界別ホワイト企業ランキング

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こんにちは。使徒です。 

 ホワイト企業で仕事がしたい就活生の皆さんは「一体どんな業界がホワイト企業なんだろう?」と悩んだことはありませんか?

 今回は普段ホワイト大企業に勤めている私が考える「ホワイト企業のランキング」を業界別に発表し、各業界を項目ごとに分けて説明します。そして、最後にどういう観点からホワイト企業を判断すべきか伝え、就活生が効率的にホワイト企業を選定する手助けをします。

 現在ホワイト企業で働いており同様の環境で働いている友人からも話を聞いて作成したランキングですので、それなりに参考になるはずです。

なんとなく「ホワイトな会社でのんびりと働きたいなぁ〜」くらいに考えている就活生はチェックして見てください。

【業界別 ホワイト企業ランキング】

では早速、私が考えるホワイトな業界をランキング形式で発表していきます。

3位 インフラ系企業【JRや電力会社】

 第3位はインフラ系の会社です。JRとか電力会社ですね。JR東海に入社した友人の話を参考に整理しました。

【概説】

 インフラ系の会社は「生活する上で絶対に必要基盤となるサービス」を提供しています。したがって、倒産のリスクが非常に少ない上にほぼ国民全員が使用するため毎年莫大な利益を上げる事ができます。ゆえに充実した福利厚生や給料を払うことが出来るのです。就職先として人気のため入社倍率も非常に高くなっています。

【業務内容】 

 業務内容も「決められた事を、決められた手順で行う」事を求められる仕事が多く、日々の残業もほとんどないようです。一方で、決められた事を機械的に行うだけなので面白みに欠けるという意見もあります。

【残業】

 社員の残業時間は月15時間ほどが平均値のようです。なので1日1時間も残業してないですね。残業手当も1分から出るようです。1時間単位でしか残業手当がでない会社とか普通にありますからね。1分から手当出るのは非常にありがたいです。

 ただ、台風・地震等の災害時は当然のことながらクソ忙しいようです。1週間以上自宅に帰れないことも普通みたい。

【福利厚生・給与体制】

 当然、福利厚生もめちゃくちゃいいです。

 まず社宅。独身寮だと月1万円で1Kの部屋に住める。まあ、これくらいなら普通。でも、結婚して家族を持つと月2万6000円で3DKの部屋に住めるらしい。急に広くなり過ぎだろ。

 あと有給も自由に取得でき、申請理由も必要ないとか。結構、有給申請の度にしっかり理由も併せて申請しないといけない会社も多いですからね。

そして、給与についてです。2年目で月32万円程らしいです。あとインフラ系は労働組合がめちゃくちゃ強いらしくボーナスが3.1ヶ月分出るようです。だから90万円〜100万円くらいかな。これマジで半端ない。

2位 メーカー企業【化学・素材系】

 第2位はメーカー系の会社です。製造業ですね。かくいう私もメーカーの社員。

【概説】

製造業は全体的にホワイトな傾向にあります。

 製造業がホワイトになる理由として「労働組合がしっかり機能している事」が挙げられます。なぜかメーカーって労働組合が強いんですよね。組合が強いからしっかり会社と交渉を行い、賃金の維持・底上げの請求を行うことができます。

 結果、ホワイトな労働環境が担保される訳です。また、基本的に設備トラブル等で製造設備が動かない場合、労働者も休みになります。急に謎に仕事がなくなる訳です。

 特に、化学・素材メーカー系の企業はホワイト企業が多い事で有名です。

まあ、理由はたくさんあると思いますが以下の2つの理由が大きいです。

①労働生産性が高く、儲かっているから

 化学・素材メーカーは社員1人当たりの労働に対して、生じる付加価値が非常に大きく労働生産性が高いことで有名です。化学・素材メーカーの労働生産性をアメリカ合衆国(労働生産性が高い国として有名)と比べてみましょう。

労働生産性が高いアメリカと日本の労働生産性の比較

引用元:産業別労働生産性水準の国際比較 (公益財団法人 生産性本部)

 図を参照すればわかる通り、日本のほとんどの産業はアメリカと比べ労働生産性が低いことが分かりますが、化学・素材産業だけはアメリカの労働生産性を凌駕しており、非常に高い生産性を誇っています。

 その高い生産性ゆえ、非常に儲かっているのです。したがって、社員の賃金や労働環境をしっかり担保できます。

②参入障壁が高く、安定的な利益を見込めるから

化学業界がホワイトな理由は「技術的、資金的に」新規参入がほぼ不可能という点です。基本的に化学・素材分野で事業を展開しようとした場合、高度な専門知識(技術面)と数百億円単位の莫大な投資(資金面)が必要になります。なので新規参入はほぼ不可能。

その高い参入障壁のおかげで、「突然台頭してきた新興企業に地位を脅かされる」なんて事もほとんどない。安定的に利益を確保できるのです。

【業務内容】

 私は文系なので、理系の研究職の仕事については知識がありません。ここでは化学・素材メーカーの営業職の業務内容について記述していきます。

 化学・素材系メーカー企業がホワイトと言われる理由を端的に言うと、

「営業(文系社員)がする仕事がない」からです。

ここで同じメーカーの飲料と比較してみましょう。

 サントリーのプレモルとアサヒビールのスーパードライ、両製品に明確なスペックの差はありません。 営業先の居酒屋のオーナーの好みでどちらを店に置くかが決まるから、営業は何度も店に通って接待とかもしなきゃいけない訳です。

 一方で、化学・素材メーカーは、自社の製品とライバル会社の製品とに明確なスペックの差があります。 企業の需要に合わせて、オーダーメイドで製品開発することも普通。営業先の相手もその道のプロで、好みなんかではなく自社の要望に合致しているか合理的に判断し、製品を購入します。

つまり、「営業社員が足繁く通う必要が全くない」のです。

  加えて、営業職と研究職で一緒に営業先に行くことも頻繁にあるようです。
「専門的な知識の乏しい文系の営業社員だけでは製品のスペックに関して、充分に説明できないから」という理由らしいです。「最早営業の存在意義とは・・・」と自分の存在価値を疑う事も多々ある。そんなレベルらしいですね。完全に研究職のサポート役に徹しているというイメージ。
 売れるも売れないも、開発した製品のスペックに全て左右されるので、営業が頑張る必要が全くない。課せられるノルマなんてものは合ってないようなもの、ほぼ存在しないと言っても過言ではないようです(ノルマ自体はあるようですが)。
ここらへんの業界特徴がホワイトさに繋がってます。 

 しかし先ほど上述した通り、高い労働生産性を実現するため社員は効率よい業務遂行を求められる場合も稀にあるとか。

【残業】

 残業時間は部署にもよるけど、だいたい平均20時間くらいみたいです。まあ、1日1時間するかしないかですね。こちらも例外なくしっかり残業手当が支給されます。

 ただ、もちろん例外もあります。業界最王手の三菱ケミカルという企業ですね。

残業80〜100時間が当たり前らしいです。まあ、どの業界にも例外はありますね。

【福利厚生・給与体制】

 収入面は、年功序列で上がっていくいわゆるメーカーという感じ。よくある就活サイとでは700万円〜1000万円くらいの平均年収と紹介されてますよね。

 その年収が手厚い福利厚生でカバーされてるイメージですね。もちろん、企業にもよるけど月7万〜10万前後の家賃補助がある企業もあるそうですね。バケモン

1位 独占・寡占系企業

 

 はい。1位ですね。最後だけ業界じゃないです。ご容赦ください。第1位は独占・寡占企業です。これ最強。

 基本的に日本では「独占禁止法」でカルテル・寡占(oligopoly)は禁止されてますが、実質的に「あれ、これ寡占状態なんじゃね・・?」っていう業種の企業はたくさんあります。

【概説】

 寡占企業の何がいいかというと、まず第一に競合他社が圧倒的に少ない点です。

 通信業界を例にして考えると「NTT」「KDDI」「ソフトバンク」の3社しかありません。たしかに近年は格安SIMを取り扱う携帯会社(楽天モバイル、LINEモバイルなど)が登場しやや事業環境は変わってきています。しかし、これらの企業も王手3社の通信基地局を利用しているため、結局は3社による一定の制約は受けざるを得ません。このように競合他社が少ないので、業界内で自由に立ち回ることができるし、突如台頭した新興企業に存在を脅かされる事はほぼない。頑張る必要がないんですね。そのくせ顧客は独占してるので、売上だけはしっかり担保できてしまいます。

 その結果、企業風土として柔和な雰囲気が養成されホワイト大企業へと成長していくのです。

 他には、SONYや任天堂などのゲーム業界やキリン、サントリー、アサヒなどの飲料業界なども独占気味の業界ですね。

 ここで一つの究極寡占企業を紹介したいと思います。

化け物ホワイト企業「JT」

 JT。ここマジでバケモンです。すごく仲の良い友達が働いているので詳細を語れます。日本一の寡占企業。現在、ホワイト企業に勤めている私も「この会社に入社すればよかった」と思わず後悔してしまいました。たばこを生産している会社ですね。

 まず、この会社ですが日系企業に競合他社がいません。「え、どういう事?」と思う方もいると思いますので説明します。日本の法律で「たばこを生産&販売できるのはJTだけです!」と定められています(たばこ事業法)。なので、他の企業がたばこを生産&販売すると法律違反、つまり犯罪者となるわけです。

 なので、国内企業でたばこを販売できるのはJTのみです。他に日本市場に参入し、シェアを獲得しているのは【プィリップモリス】という世界シェアNO.1の米国企業、そして【ブリテッシュアメリカンタバコ】という英国企業。この2社のみです。

【業務内容】

 ここからは主にJTに焦点を当てて話していきたいと思います。

 寡占・独占企業は化学・素材系メーカーと同様に営業が頑張る必要がありません。頑張らなくても売れちゃうからです。さっき言った通り競合他社がほぼいないので。

したがって、自然と業務内容もめちゃくちゃ楽なものになります。

 特にJTに関していえば、たばこは何もしなくても勝手に売れます。依存性のあるニコチンが勝手に消費者の購買衝動を刺激してくれます。そして消費者は勝手にたばこを買います。営業は何をするのでしょうか?

 本当に何もやることがないのです。私の友人に興味本位で「普段、営業の外周りで何をしているの?」と質問をしてみたことがあります。

「ん〜、ゴールドジムに行ったり温泉に入ったりしてるな。」って言ってました。

病気。

そして定時が近づくと、営業所に戻り日報を作成し帰宅するようです。

彼は「近所の小学生の方が忙しそうで悲しくなる」などと供述していました。

【残業】

 残業時間は月平均で10時間を超えることが稀にある程度のようです。残業したとしてもやることがないので、ほぼしないみたいですね。残業手当についても、私と同じ繰り上げ(1分の残業で1時間分の残業手当がつく)で申請できるそうで。

 ただし、本社では80〜100時間程度残業している社員もいて、やはり営業所によってバラツキはあるみたいですね。

【福利厚生・給与体制】

 某就活サイトには平均年収す700万円〜800万円程度と紹介されてました。すの少ない業務量からは、十分すぎる年収ではないでしょうか。また、福利厚生も非常に充実しているらしいです。特に家賃補助が異常。

「家賃の70%を補助」みたいですね。

 東京・神奈川・埼玉・千葉の関東エリアは上限10万円の70%補助。70000円まで出るってことですね。

 大阪・京都が上限8万6000円の70%補助。60200円まで出ます。

 その他の地域が上限6万4000円の70%補助。44800円まで出る。 

 めちゃくちゃいいですよねコレ。地域によりますが手取りにすると年間50万円〜80万円ほどの金額が家賃補助として支給されます。

まとめ】

はい。今回はこんなところです。

 全体の総括として「どういった観点からホワイト企業を探していくか」をお伝えします。

参入障壁の高い企業はホワイト企業

 コレだけ覚えといてください。

インフラ系も化学・素材系も寡占系も参入障壁がめちゃくちゃ高いです。

「参入障壁が高い⇨競合他社が少ない⇨焦りがなくゆっくりとした会社風土が醸成⇨ホワイト企業」

という構造です。

ホワイト企業になんとなく行きたいなあと考えている就活生は「参入障壁」という観点から業界を研究してみるといいかもしれません。

では。

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