労働組合の意義

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こんにちは。そろそろ新入社員が入ってくる時期ですね。去年の今頃は部屋探しに奔放していた記憶があります。

突然ですが先日、労働組合の存在意義を強く意識する出来事がありました。

今日はそんな労働組合についての投稿です。

僕が社会人になる前は労働組合がそもそもどういうものかイマイチ分かってませんでした。

 諸説あるようですが、労働組合の歴史は18世紀の産業革命によって農民労働者・移民労働者が多数労働市場に参加するようになった時代に遡るそうです。こういった非熟練労働者の集団が酒場などのbarで自主的に組織を編成したことが起源であり、後の労働組合として重要な役割を果たすようになりました。

このように団結した労働組合は「賃金上昇」や「労働時間の削減」、「有給の増加」など労働環境について会社側に是正するように訴える訳です。

日本でも労働者が激増した高度経済成長期の時代は、こうした労働組合の活動が非常に活発だったそうです。

 しかし、平成になると労働組合の活動は全盛期と比べ下火となったので、平成生まれの私にとっては非常に馴染みの薄いものでした。


 大企業に入社した場合はだいたい大きな労働組合に属することになります。私の会社では入社式の日に労働組合の代表者の講和がありました。一通りの組合活動が説明された後、一枚の用紙が渡されました。その紙には「労働組合に加入しますか?」という文とともに「はい、私は労働組合に参加します。」の項目のみが用意されていました。

 会社に入ってはじめて闇を感じた瞬間でした。こうして新入社員は半ば強制的に労働組合に加入させられたのでした。しかし、労働組合の存在意義を把握してない平成生まれが多い新入社員からは不満の声が続出していました。

なぜでしょうか。

労働組合に加入すると労働組合活動費が毎月5000円徴収されるからです。

 私が会社に入って一番はじめにゴッミ〜☆となった瞬間でした。年間にすると60000円です。一応数回は労働組合のイベントに参加したことはありますが、数時間実りのない会議をした後に飲み会をしただけでした。しかも、その会議の運営費や飲み会費用は全て私たちが払っている労働組合費から捻出されたものでした。

 「本当に入る意味がない。存在意義もない。」

つい最近までそのように考えていました。労働組合に加入して10日で脱退したメチャクチャに尖り散らしてる博士卒の同期もいました。私もつい最近まで脱退しようと考えていたところでした。しかし、最近ある出来事が起こり、ようやく労働組合の意義といったものを理解できました。

 労働組合が10万円の一時金を獲得したのです。

「一時金」とは労働組合が会社に対して、毎月の賃金を上げる要求をする(=ボトムアップ要求という)事を断念する代わりに、数万円前後の現金支給を要求するというものです。4月分の給与に10万円が追加で反映されるそうです。私が労働組合に払ったお金が60000円なので40000円の黒字です。

 ようやく労働組合の意義も確認できたところだし、ここで軽く労働組合に加入するメリットとデメリットをまとめたいと思います。

【加入のメリット】

・賃金交渉や労働環境交渉の恩恵を受けられる

 前述の通り、交渉の結果獲得した労働組合の権利を享受できます。具体的には今回の一時金のほか、過去にはボトムアップにより月々の給与が10000円ほど上昇した事例もあったです。また、休日を有給のほか1日だけ追加取得することができる権利も取得できたりします。

・社内でのロビイスト活動に役立つ

 大企業に属する場合、出世のためには自分がいかに有能かを先輩社員にアピールしたり、やりたいことを発信するロビイスト活動は極めて重要です。労働組合に加入した場合、多くの先輩社員が出席するイベントや会議に参加する機会に必然的に触れることになります。こうした機会を通じて先輩社員に自らの存在感を示すことで、先輩社員からの評価が上がり人事評価に一定の影響を与える場合もあります。

【加入のデメリット】

・毎月、労働組合費を徴収される

 こちらも前述の通り、労働組合に加入した場合は毎月、労働組合費が徴収されることになります。私の属している会社の組合費は月々5000円でクソ高いです。あまりに高いので、大学の同期の勤めている会社の相場も気になって聞いてみました。2000円から3000円前後が多かったです。組合費の金額の大小は労働組合の規模に左右されるので、うちの会社は相当大きな労働組合ということになりますね。

・会議とかに参加するのがクソめんどくさい

クソだるい。実りのない会議多すぎ。飲み会とかもだるい。さっきロビイスト活動大切とかいったけどクソだるい。

まとめ

こんな感じですかね。デメリットよりメリットの方が多いかなと思います。まあ結論何が言いたいかというと

「労働組合はとりあえず入っとこう。」

ってことですね。では。


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